あったかいんだから

掲載日:2014.11.20

先週にまとまって降り積もった雪もすっかり融け、園庭も白から緑へと逆戻りしました。以前ホームページでも載せましたが、今月の8日に東広島市より西条幼稚園の理事長先生と副園長先生が来園し、幼稚園の施設見学や、お互いに情報交換をしていかれました。そこでサツマイモのお礼をしたところ、理事長先生がおっしゃっていたのが「2週間たってから食べると美味しいですよ」ということでした。そのお話通りに2週間が経った本日、焼き芋にして食べるための準備を始めていると、大勢の子どもたちがにおいにつられて集まってきたので「まだ焼けないから遊んできな」と告げても、納得しないのかその場を動こうとしません。そこで薄切りしたものを焼いて口に運んだところ「おいしい(*^_^*)」の声に、「わたしも味見したい」「ぼくも」の大合唱。みんなが味見を終えると、ちょうど焼きあがり、クラスごとに焼き芋を食しました。アルミホイルをはがし、食べやすい大きさに折ってみると湯気の中から甘い香りに包まれた黄金色のお芋が顔を出しました。やけどをしないよう『ふーふー』とさましながらあっという間に食べ終わりおかわりをする子どもの姿も見られましたが、今日はお弁当の日だったので残して帰ってしまった子もいたのではないでしょうか。そして全て焼き終え後片付けをしていると、次から次へとまたやってくる子どもたち。「もうないよ」と言うと、「焼いてくれてありがとう」「おいしかったです」という言葉がかえってきました。この言葉が作ってくれた人にとってはとても心があたたまるものでした。発表会を前に心も体も温まる素敵な一日でした。

西条幼稚園様 美味しく頂きました。ありがとうございました。