こんな1週間でした。

掲載日:2015.04.17

園生活がスタートして1週間が経ちました。子どもたちは新しいクラスと仲間に心をはずませ、「おはようございます」と元気に挨拶をして登園しています。しかし中には先生に抱えられながら涙を浮かべている子もいますが、その表情も日に日に穏やかになってきている様にも見えました。初めての集団生活を経験する子にとっては緊張の連続でしょうが、その子その子のペースで成長し、来年の3月には「そんなこともあったね」と笑い話になることでしょう。そして今日は鮭の稚魚とお別れをする日になりました。1月に北広島青年会議所より頂いた鮭の卵を里親として約4カ月間育ててきましたが、明日18日に輪厚川へ放流することになりました。毎朝、登園してくると真っ先に水槽に顔を近づけその成長を見ている子どもたちもいましたが、お別れすることを伝えると悲しい顔になってしまいました。「でも4年後にこの稚魚が大きくなって、また輪厚川に帰って来るかもしれないよ」と伝えると「その日がくるのを楽しみに待っているよ」と答えてくれました。小さな生き物との出会いから優しい心が芽生えた瞬間でもありました。