家では遊べないおもちゃ

掲載日:2015.11.12

ひと雨ごとに寒くなり、園舎周辺の木々もすっかり葉を落としてしまいました。何日かぶりにスカッと晴れた今日は元気に外遊びをするクラスも多かったのですが、年中児の子どもたちが園庭に何やら不思議な物体を発見。好奇心をくすぐられ全力で走っていくと「何かな」「かぶるもの?」と考え、たどりついた答えは「もぐって進む」ことでした。芝生には数個の物体があり、それを使ってチーム対抗で競技を行っていましたが、力と息を合わせて前へ前へと進むスピードもどんどんと早くなっていき、勢い余って隣のチームと衝突する場面もありました。さてこの物体の正体はというと、おやじの会が夏の家族キャンプで使用した段ボールで作ったキャタピラです。使用後、「園で自由に使って下さい」と言われ、いただいたまま器具庫でしばらく眠っていましたが本日活用させて頂きました。その後様子を見ていると、親子未就園児教室で来園していた小さな子を入れて一緒に遊ぶ姿や大胆にも築山から転がり滑る姿が見られました。さすがに大きな家で同じことをしようとしてもすぐぶつかってしまい面白さはないかもしれませんが、幼稚園だからこそ遊べる素敵なおもちゃになったのではないでしょうか。