春の落し物

掲載日:2016.04.25

いよいよ北海道にも桜の開花が宣言され、札幌付近はゴールデンウィーク頃が見ごろと予想されました。そんな春らしいポカポカ陽気の中、年少児クラスと年長児クラスが揃ってお散歩に出かけました。普段からバスの乗り降りの際もしっかり手をつないで登降園をしている面倒見のよいお兄さんお姉さんたちですが、今日もしかっりとサポートをし、一人ひとりが小さい先生のように「疲れてない?」「秋はここでどんぐりもとれるんだよ」などと説明している様子がとてもほほえましく思えました。そんな散歩の途中で何かを発見したのか、「これ、なにかな?」と質問する子がいたので振り返ると木の枝らしきものを持っていました。しかし近付いてよく見ると、なななんと鹿の角だったのです。子どもたちは園長先生に早く報告したい気持からか重たい角を抱えて職員室までやってきました。実は3月下旬にも、預かり保育を利用していた子が同じように角を見つけていたので、合わせると1頭分になるわけです。ちなみに重さを量ると2㎏もありました。こんな発見を体験できる環境の幼稚園、次は何を見つけて驚かせてくれるのでしょう。