１２月に入ると幼稚園には大きなクリスマスツリーが飾られたり、クリスマスソングを歌ったりとクリスマスモード一色となりました。そんなある日、登園すると玄関ホールにみんなよりも、先生達よりも大きな足跡がついていました。一体誰の足跡かと大騒ぎの朝でしたが、お部屋に届いている手紙を読んで正体は判明しました。なんとサンタさんがみんなが良い子にしているかを見に幼稚園に来ていたそうです。この日から更にサンタさんへの期待が高まり、ワクワクした気持ちでクリスマス会を迎えました。

さて、当日、園長先生から「良い子ってどんな子？」「ありがとうと言ってもらえるような行動をしましょう」とお話があり真剣に聞くみんな。するとその後突然インターホンが鳴り、大きな箱が届きました。「きっとプレゼントだ」と思わず笑みがこぼれるお友達も。大きな箱の中には…なんとサンタさんが入っていたのです。これには歓声が上がり、飛び跳ねて喜ぶお友達もいました。クリスマスにはまだ早いですが、みんなが飾ったクリスマスの飾りが空から見えて、来てしまったそうです。年長児が代表で質問をしてくれたり、みんなであわてんぼうのサンタクロースを歌ったりと、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。最後は一人ひとりにサンタさんからプレゼントが手渡され、お礼を言ってお別れをしました。みんなの心に幸せを運んでくれたサンタさん。きっとクリスマスにはみんなのお家にも来てくれることでしょう。良い子のみんな、メリークリスマス！