心も体もホクホク

掲載日:2013.11.11

先月のことですが、秋に収穫したじゃがいもを姉妹園である広島県東広島市の西条幼稚園に送ったところ、お返しにミカンとサツマイモ100㎏が届けられました。この交流は平成元年から25年間続いており、昨年の開園30周年記念式典の折りには遠くより理事長先生がお祝いにかけつけてくれました。

そこで今日は「さむいさむい」と登園してきた子も多かったので、その届いたサツマイモを焼き芋にして食べることにしました。焼き始めて数分後にはその甘い匂いをかぎわけて年長のクラスがやってきましたが、売っているものとは比べ物にならないほどの大きさにびっくり。焼けるまでに時間がかかることを伝えると、散歩に行ってお腹を減らそうとするクラスや早く焼けるようにと落ち葉をかき集めて焼いているコンロに入れるクラスがあったり様々です。そして1時間近くが経ち、あつあつのアルミホイルをむくと湯気の中から黄金色のお芋が顔を出しました。その匂いもさることながら、口に含んだ瞬間「おいしい」の一言。冬の到来を前に、屋外で体を寄せ合いみんなで食べたあたたかいお芋の味は忘れられないものに成るでしょう。